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UEFA EURO2016 ベスト4進出のウェールズ

ramsey スポーツ書庫
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UEFA EURO2016 ベスト4進出 WALES

ウェールズがビッグトーナメントに出場するのは58年振りであり、初のUEFA EUROに出場である。大きな国際大会出場の経験のない選手らのウェールズが強豪国相手にどこまで戦いえるかが見ものである。レアルマドリードのベイルやアーセナルでプレイしているラムジーなど、タレントも揃っている。

攻撃力

攻撃のひとつがベイルのカウンターである。ベイルの突破力は素晴らしいが、安定したパスを供給するアレン、ラムジーの存在も大きい。1トップであるロブソン=カヌーに当ててゴールを狙うか、ラムジー、ベイル、アレンで相手ディフェンスを崩してゴールに持って行く。3バックであり、攻撃に人数を掛けられる陣形である。また、FKではベイルの無回転シュートもある。

守備

3バックの陣形を取っているが、両ウィングバックが下がり5バックのラインで守る。ボールを持つ相手にはチャレンジ&カバーの連携ができており、セカンドボールへの反応が速く、ロングカウンターの起点となることが多い。

ベスト4進出

レアル・マドリードで23試合19得点を挙げているガレス・ベイルが、今大会でも好調である。グループステージでは、ベイルが3戦連続ゴールを決め決勝トーナメントに進んだ。

成績

 得点ゴールアシストMOM
GROUP STAGE    
ウェールズ×スロバキア2-110ベイル
81ロブソン=カヌ
 FK
ラムジー
アレン
ウェールズ×イングランド1-242ベイルFK 
ウェールズ×ロシア3-011ラムジー
20テイラー
67ベイル
アレン

ラムジー
ラムジー
ROUND of 16    
ウェールズ× 北アイルランド1-075オウンゴールベイル
ウェールズ×ベルギー3-130ウィリアムス
55ロブソン・カヌ
85ヴォ―クス
CF
ラムジー
ガンター
ラムジー

得点ランキング

順位 選手得点
1フランスグリーズマン4
2Tフランスジルー3
 フランスパイェ3
 ウェールズベイル3
6Tポルトガルロナウド2
 ポルトガルナニ2
 ウェールズロブソン=カヌ2
 ドイツゴメス2

※現在勝ち進んでいるチームのみ記載

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ベスト4 銀河系軍団C・ロナウドとベイルの対決

画ベイルとロナウド

7月6日準決勝に挑むウェールズの相手はポルトガルである。同じチーム、レアル・マドリードで活躍するC・ロナウドとベイルが対決するのだ。今大会、好調なベイルと90分間での勝利がないポルトガル(PK戦勝利)との対決だが、ウェールズはこの大会一番の正念場となりそうだ。それはイエローカードの累積でラムジーとDFベン・デイビスが出場停止となるからである。下記記載のようにベイル・アレンとともに攻撃の要であるラムジーの出場停止はイタイ。しかし、ウェールズは試合毎、新しいキーマンが現れている。それを期待したい。

EURO本大会最多得点記録とEURO本大会FK通算ゴール数記録、更新なるか?

元フラン代表ミシェル・プラティニ氏が持つEURO大会最多得点記録9点と、FK通算ゴール数2ゴールの記録更新が期待されるのがC・ロナウドとベイルである。C・ロナウドは現在8得点で、記録更新まで1ゴールと迫っている。ベイルもミシェル・プラティニの2ゴール、トーマス・へスラーの2ゴールと並び現在2ゴールである。

EURO大会最多得点記録ミシェル・プラティニ 9得点C・ロナウド 8得点
EURO大会FK通算ゴール数記録ミシェル・プラティニ 2ゴール
トーマス・へスラー 2ゴール
ベイル 2ゴール

C・ロナウドは、2004・2008・2012・2016年に出場、史上初、EURO4大会連続得点記録を達成している。

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ガレス・ベイルのプレイスタイル

レアルマドリード所属FW 1989年生まれ26歳

画ベイル

2015-16シーズンは23試合に出場し19得点を決めている。2015年FIFAの調査によると、ベイルのドリブルは36.9km/hで世界最速であり、スピードとパワーを併せ持つベイルのドリブルは止めることができない。

無回転シュートを打つフリーキッカーでもあり、今大会も2戦連続FKでゴールを決めている。わずか2試合でユーロ本大会のFK通算ゴール数(2ゴール)に並んで、記録更新が期待される。(1984年ミシェル・プラティニ2ゴール、1992年トーマス・へスラー2ゴール)

ベイルのレアルでもプレイスタイル

2012-13シーズンまでトテナムに所属していた。トテナム時代はショートカウンターの時に、カウンターから点を取るために、彼のスピードとパワーが役立っていた。レアルから100億以上の移籍金で移籍し、トテナム時代のパターンだけではなく、様々な形から点を取れるように進化している。レアルでは、トップ下から右サイドを任されることが多く、セットプレイやショートカウンターで点を取るのはもちろんであるが、実は左サイドバックの経験から守備での貢献度が高い。欠点として、好調時に怪我をする。

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アーロン・ラムジーのプレイスタイル

アーセナルFC所属MF 1990年生まれ25歳

ramsey

2015-16シーズンにはリーグ戦31試合出場し、5ゴール4アシストを記録した。攻守ともに積極的に働く、冷静なフィニッシュワークで得点に繋がるパスを出す。今大会でも得点に絡むパスを出し、1ゴール3アシスト、MOM2度獲得している。

アーセナルのラムジー

アーセナルでは、毎年中盤の怪我人が多いがラムジーは中盤でどのボジションでも任されることが多いユーティリティの選手である。ゴールに繋がるパスを出すのはもちろんだが、2列目からスペースに飛び出すようなシャドウの動きをすることが多い。攻守の切り替えが速く、前線から守備を良くする。スペードがない分、動きの速さで勝負するタイプだ。

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ジョー・アレンのプレイスタイル

リヴァプールFC所属MF 1990年生まれ26歳

ラムジーと共に中盤を支える選手で、展開を読みパスの供給に長けている。ベイルとのホットラインでのゴールも期待できる。初戦のスロバキア戦では、そう走行距離が11.21kmに達する運動量で、攻守に貢献し、MOMを獲得した。

リヴァプールのアレンのプレイスタイル

リヴァプールではゲームを落ち着かせたい時に監督クロップがジョー・アレンを使うことが多い。守備での運動量はもちろん、攻撃に於いても、ボールフォルダーの近くに位置し、攻撃が潤滑に行くようにパスコースを作る。

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